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立川ブログ

2024年1月5日

「モノコトトキイミエモ」

第二次大戦後

何も無くなってしまったところから

世界に類を見ない見事な復興を遂げ

物質的に豊かになった80年

その間は「モノ消費」が全盛を極め

どれだけ良いものを持っているか?が

ステータス

だからブランド品こそが憧れの的

そんな時代が過ぎ

次は精神的豊かさを求める

いや、取り戻す時代となりました

昔は

「10万あげるから好きなモノを買ってもよい」

なら「これで前から欲しかった〇〇買います」

ですが、次なる時代では

「欲しいモノはありません」

「その代わり旅行に行きます」といった

「コト消費」へ

更に、その後「トキ消費」に変化

今のその時だけしかないシチュエーションと

時間を共有するとか

参加すること自体が目的であるとか

参加して応援して自分が貢献している事が

実感できるとか

そんな消費です

言い換えると「イミ消費」とも言えます

最近では、更に深耕したカタチとなった

「エモ消費」

商品やサービス自体の魅力ではなく

それらを買ったことで得られる

小さな幸せや商品に込められた

メッセージに共感する消費を意味します

「イミ」と「エモ」を有する商品、サービス

大切なキーワードですね

時代が錯綜し、モノが余りまくる時代

薄皮のように積み重ねてきた

企業の商品、サービス、ブランド、意味

そしてストーリー

単に安いとか、貴重とかでは

お金が動かない時代が来ていると思います

金、金、金なんて言って

裏金まみれな政治家の皆様方におかれまして

是非、ご理解頂きたい消費ですね