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立川ブログ

2019年12月1日

「キャリアの育成」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 ある某日 小学生の職業体験授業の一貫を assistする活動に参加しました。 平たく言うと キッザニアのような職業体験を 実際にするのですが、 キッザニアのように レジャーではなく 学習指導要綱に乗っ取って 「働くとは?」「職業的自立には何が必要か」 を事前学習で10時間程度学び 実際の企業さながら 販売や経理、企業運営を行う授業。 最近文科省、厚労省が 熱心に取り組んでいる キャリア教育。 さて肝心の子供達は 最初は気恥ずかしいのか やらされてる感満載ですが、 徐々に売り上げが目に見えてくると どうすれば売り上げが上がるか工夫し、 忙しくなれば 生産性をあげるため 同じ職場の他者とどのように関わればよいか など自然と学び 成長を目のあたりにすることができます。 しかし、 活動を見ていくと、 自然と学んでいける子と 空気を読めず 何をしたらよいか指示待ちの子と様々。 これは 私たちリアルな大人社会でも 生じうること。 人間関係形成や社会形成能力、 課題対応能力などは 自然と身につく人と 相当の訓練が必要な人がいる。 企業という枠組みでは 全体をみて各個人の適材適所を 模索しながら 次に各個人の 課題抽出を行い 個人にあった人材育成をしていく 必要があるのでしょう。 画一的なOFFーJTよりも プロ野球選手の 個別メニューのようなイメージですかね。 企業もそこまでしないと いけない時代なのでしょうか。。。 ちなみに assistサポーターは 最後振り返りで 「良い所を見つけ 最後褒めて終わってください」と。 なかなか長所が見つからない子でも 脳をフル回転。 探して〜探して〜 欠点を長所に捉えて 褒めて褒めまくる これはリフレーミングという手法ですが、 その子も自身につながったのか、 授業最後に見る初めての笑顔。 私も本当に長所のように思えてくる。 「これ人事評価で使える」 と思った一幕でした。