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立川ブログ

2020年7月2日

「政策と現実」

昨日コンビニにいくことがあり

レジ袋有料化スタートに気づいた

仕事柄、ASEANに行くことがり

エメラルドグリーンの海の端まで

プラスチックのゴミが投棄されている現実を

目の当たりにしてきた

バイオマス素材でないプラスチックの

自然分解は、微生物では不可能であり

なんと

ペットボトルで400年

釣り糸で600年もかかるようだ

そもそも自然界では処理できない物質を

先進国が大量に輸出し

ASEAN諸国を汚染してきた背景がある

「いい加減にしろ!」反発から始まった

コンビニやスーパーのレジ袋有料化から

末端の消費者意識を変える目的は

大変よくわかる

ただ、国内で排出される年間廃プラは

約900万トン

そのうちレジ袋はわずか2%な20万トン

残りの880万トンを

当たり前のように排出する企業のギアを

大幅に同時に変えないかと本末転倒だ

企業にECO制度拡充を政策強化しないと

結局、何も変わらない

協力企業にはそれなりの対価を。

新型感染の国の脆弱性が浮き彫りになり

自分達は自分達が守る風潮がつきつつある

未だに10万円給付率が

大阪では10%、千葉では11%

当然、立川家にも未入金。。。

今までのようなやり方が駄目となり

今までのような政治家がやっても

進まないだろう

レジ袋ひとつとっても企業任せ

決めれない、行動しない国の大勢だ

やれ!だけではやれないのが現実

バイオマス素材で無料提供するのが

外食各社

1円でも消費者に還元しようという気持ちだ

勿論、企業負担

国になんとかして欲しいとは思わないが

企業が日々精進する現実を理解してもらい

もっと当事者意識を持ち

政策決定して欲しいですね

「新型感染下において無料レジ提供はしたい

ただ、レジ袋費用は100%国の経費だ」

なんていうリーダーいませんかね?

一気に進み世界中の海が綺麗に(^^)

経済学を知った人なら

日本国が絶対破綻しないことなんて

当たり前です