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立川ブログ

2020年6月13日

「大多数の意見が正しいとは限らない」

おはようございます。

労務コンサルタントの立川昌子です。

ブログを執筆するのが

随分久しぶりになってしまいました。

自分の言葉を文字に起こすことが

一時期負担に感じていました。

何も考えたくない

コロナ禍で鬱的な気分になっていたのでしょうか。

今回のコロナのような感染症の拡大は

特殊災害に指定されます。

地震や台風のような災害の場合

目に見える甚大な被害を受けるため

喪失感や鬱症状は

ある程度生活が元どおりになってから

症状がでてくることが多いです。

そして地震などは私たちの大事な物を破壊し

あっという間に非日常においやるので

精神症状の変化も

周りは納得と考え、手が差し伸べられやすい。

しかし特殊災害の場合

大多数が目に見える被害が分からず

失うのではなく、我慢の連続

また特殊災害下では

様々な価値観があるにも関わらず

大多数の人が考える価値観からずれると

排除されてしまう、

我慢できないのは我がままだと

そんな状況下で

いつのまにか、精神症状に異常をきたすのです。

そんな中、昨日大阪の吉村知事が

専門家会議を開き、感染拡大状況を分析したと。

ピークは3月28日

その後の全国規模の自粛は効果なし

マスクをすればソーシャルディスタンスは効果なし

いやいや、ずっこけました。

しかし、この分析、とても意味があります。

緊急事態宣言解除後も

新しい生活様式のもと

なんとなく皆で集まるのは悪いこと?

宴会なんてもってのほか?

みたいな大多数の価値観に支配されていますが、

もしかすると違うのかも?

正確なデータの元

きちんと政策を評価することで

経済損失を生み出している

根拠ない無駄な社会的距離や

過剰な自粛も

不必要なものなのかも。

あわや、何のための自粛やねん!

と言われそうですが、

今後のために評価を行う

その姿勢は国にもいずれ波及するのでしょう。