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立川ブログ

2020年3月30日

「施行から一年」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 連日のコロナ報道の中 本日一面に外国人人材の話が載っており、 違った視点の記事はコロナ疲れの 脳にすっと入ってきます。 改正出入国管理・難民認定法の施行から 4月で1年を迎えます。 121の自治体へアンケートを取ったところ 特定技能は伸び悩み 技能実習生は増えているという現状。 特定技能が進まない要因としては 技能実習生からの移行できる業種と 特定技能の14業種が必ずしも 連動していないことか。 また日本人と同様のコストがかかる特定技能 しかし、手続きが煩雑で、 膨大な書類の作成、提出。 雇用には期限があり 長期的なキャリアプランを企業側が描けない というところも二の足を踏むところだろうか。 今はコロナ対策で日本人の雇用をどうしていくか ということに目がいっているが、 少子高齢化は紛れもない事実。 落ち着けば、他国から労働力を 調達しないと自国では賄いきれない現状。 今の混乱が落ち着けば ぜひとも新制度のミスマッチの要因を 特に中小企業からしっかりとヒアリングし 外国人人材を地域の担い手にできる 土壌づくりに役立てていただきたい。