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立川ブログ

2020年3月23日

「認知の仕方は人それぞれ」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 以前精神科病院に勤めていた時、 勤め始めの10数年前は 病院vs地域の構図があり、 精神科病院は金儲けのために 精神科患者を閉じ込めていると 地域の支援者から随分批判されたものです。 この数10年で随分世論が変わり、 病院も地域の支援者も あなたの立場も分かる 私の立場も分かる という相互理解の関係に なっていったように思います。 人の行動や感情は 自分自身が出来事をどのように受け止めるか という認知のもとに行動や感情が表出します。 この認知の仕方は自らの生まれ育った経験から 形成されるものです。 職場や家庭の中でも 自分の認知力に軸を置き 相手の行動に対する評価や 相手に期待する事などを 考えてしまいがちです。 例えば「部下がやる気がない」 という相手の行動に対する自分の気持ち。 それは部下の行動が 自分が思っている「やる気」と違うから。 自分が思っているやる気、 生まれて育った中で 「こうあるべきだ」という認知から 形作られるもの。 では、部下の仕事に対するやる気、 生まれも育った過程も違うから 違う認知の過程を持っているのかもしれない。 部下自体どんな認知の仕方を持っているのか。 私の認知の仕方はこうだ あなたの認知の仕方はこうなのか お互いを理解することで、 仕事への振り方や指導方法が 変わっていくでしょう。