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立川ブログ

2020年3月16日

「子育て四訓とコロナと社員教育と」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 子育て四訓 1、乳児はしっかり肌を離すな 2、幼児は肌を離せ、手を離すな 3、少年は手を離せ、目を離すな 4、青年は目を離せ、心を離すな 子供を自立させるために必要な 親の心得を表しています。 コロナ騒動に伴い、 学校という安全安心な場を失い、 自宅で過ごすことが 多くなった高学年小学生男子。 手を離し、自由を与えた結果 カオスな部屋で鍵をなくし、 あげく施錠せずでかけ、 授業を見るためパソコンを貸与すると 液晶を壊し、 財布を放置して遊んだあげく、 お金をなくすという 散々たる結果でした。 手を離す際、 リスクはよぎりましたが、 それに対する指示はあまりせず 任せてみた結果。 こちらが想像する以上に 未来を見通す力がない。 なぜこのような事態になったのか原因を考えさせ それの対策のためにどう行動するかを 自分自身で考えさせた結果、 1、部屋をきれいに片付ける 2、物は定位置におく それを実現するためのツールとして 定位置におく壁掛けポケットを用意 PDCAサイクルのPDのところまできています。 自分で責任を持って 自分の頭で考えて行動する。 そのためには、失敗はつきもの。 失敗に対するリスクは痛手ではありますが、 リカバリーのチャンスを 与えられる環境を作れるか これが親の役割なのでしょう。 これは人材教育でも同じことでしょう。 指示ばかりしていては 指示待ち人間になってしまいます。 自分で考えて行動するには 考えることができる裁量と 失敗してもリカバリーし そこから学べる環境が与えられる という安心感がないと 実行することができません。 また人材教育を行う場合 事前にリスクに対してマネジメントを 行うことが有効です。 単に指示をするのではなく、 業務を遂行するには どのような方法を行い リスクは何があり 回避するにはどうしたらよいか 日頃から部下に考えさせ 言語化させることが重要でしょう。 指示して人をその通りに動かす あるいは代わりにやってしまう これが一番楽な方法。 人の行動を変容させて動かすことは 自分とは違うやり方をやったり、 スピードが遅くてイライラしたり。 しかし、人を育てないと企業は成長しません。 ついつい指示をしてしまう そんな場合は自分育てのため グッと我慢をしてみましょう。