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立川ブログ

2019年12月21日

「国民皆保険の限界」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 どうやら現実的になりそうです。 後期高齢者の2割枠の新設。 75歳以上で一定所得以上の人は 窓口負担を2割負担にする法案。 いつも思うのですが この一定所得以上 はるかに所得が高ければ 二割も痛みは少ないけれど 一定所得以上のギリギリラインの人は かなりの痛み。 境界層の人達は本当に苦しい。 例えば 年金受給者世帯と生活保護世帯。 生活保護にもらうには 色々厳しい条件がありますが、、、。 国が決めた最低生活費よりも 僅かでも多ければもらえない。 (本当はもう少し複雑な計算ですが) 生活保護は医療費、税金かからない。 そうなると 国が決めた最低生活の保証である 生活保護〉年金 という図式。 年金受給者の方が 生活保護の方々よりも 最低生活を強いられている。 実際 通院を減らしたり、 老老介護だけれど 退院していく方々を たくさんみてきました。 医療の問題は深いので 一概には言えませんが、 単純に所得だけで バッサリと境界を決めてしまうのは 医療難民が多数出てくることでしょう。