立川ブログ
2019年12月16日
「やはりコミュニケーションスキル」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
昨日のパワハラの記事でも話しましたが
いじめや暴力は論外で、
どちらかというと
部下の指導に行き違いがあり
そんな筈はなかったのに
というケースが多いのでしょう。
ですから、
厚労省が「えっ?小学生に言っているの?」
というような良くわからない指針を
出してもあまり意味がないのでは。
一番大事なのは
伝えるべき事を
どのように伝え、
受け取る側が正しく受け止めるか
これにつきるのでは。
コミュニケーションは
どちらかが一方的に我慢するのではなく、
お互いが尊重して、
率直に自己表現を行う。
そのための訓練として
アサーションがあります。
アサーションとは
自分が人間関係で
どのような自己表現をするタイプか理解し、
伝えたいことを
「自分」を主語にして
メッセージを伝える方法です。
そして
伝えるには、
①事実を伝え
②自分の気持ちを説明
③提案、お願い
④選択、結果の示唆
の一連の流れで伝えていきます。
このような方法が日常で身につくと
こちらの事情や気持ちを伝えながら、
相手の事情も汲み取り
建設的なコミュニケーションが
可能になるのです。
私もなるべく穏便に生きてきたつもりですが、
やはり人間関係トラブルは
ちょこちょこ発生はします。
私自身も身につけなれば。。
しかし、身についた性格
一長一短では変わらない。
やはり意識づけは必要です。
今後の法改正に向けて
ぜひ皆さんもご興味を
持っていただけると幸いです。