
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
昨日のパワハラの記事でも話しましたが
いじめや暴力は論外で、
どちらかというと
部下の指導に行き違いがあり
そんな筈はなかったのに
というケースが多いのでしょう。
ですから、
厚労省が「えっ?小学生に言っているの?」
というような良くわからない指針を
出してもあまり意味がないのでは。
一番大事なのは
伝えるべき事を
どのように伝え、
受け取る側が正しく受け止めるか
これにつきるのでは。
コミュニケーションは
どちらかが一方的に我慢するのではなく、
お互いが尊重して、
率直に自己表現を行う。
そのための訓練として
アサーションがあります。
アサーションとは
自分が人間関係で
どのような自己表現をするタイプか理解し、
伝えたいことを
「自分」を主語にして
メッセージを伝える方法です。
そして
伝えるには、
①事実を伝え
②自分の気持ちを説明
③提案、お願い
④選択、結果の示唆
の一連の流れで伝えていきます。
このような方法が日常で身につくと
こちらの事情や気持ちを伝えながら、
相手の事情も汲み取り
建設的なコミュニケーションが
可能になるのです。
私もなるべく穏便に生きてきたつもりですが、
やはり人間関係トラブルは
ちょこちょこ発生はします。
私自身も身につけなれば。。
しかし、身についた性格
一長一短では変わらない。
やはり意識づけは必要です。
今後の法改正に向けて
ぜひ皆さんもご興味を
持っていただけると幸いです。