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立川ブログ

2019年11月24日

「こんなところまで指針が必要」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 パワハラ防止策の目安となる指針が まとまったようです。 増え続ける精神障害等による 労災認定件数。 また労働者健康状況調査での ストレス等の要因は 断トツ「職場の人間関係」。 ストレスから生じる 第一線からのリタイアによる 人材損失は 多大なる損失。 企業とて防ぎたい。 国としても少子高齢化による 労働市場の人手不足を 防ぎたい気持ちは同じでしょう。 ちなみに、 昔から精神障害等による 自殺者数は一定数なので 今の労働者が飛び抜けて 精神が弱いとか 今の職場環境が飛び抜けて悪いとか ではなく、 世相的に声に出すことが 容易になってきたのでしょうかね。 一昔前は 労基に相談しても 「証拠がないと・・」と 労働者側に立証責任を 求められていましたから。 しかしまあ、 「誤ってぶつかる」→パワハラにならない 「相手に物をぶつける」→パワハラになる ・・・当たり前では。。 と思う内容まで、指針で示さないといけない。 アメリカは訴訟大国 ハンバーガーショップで 「ハンバーガーは熱いので気をつけて」 の注意書きがなかったから、 訴訟になったとかならなかったとか。 そんな話を思い出します。 パワハラにしろ メンハラにしろ 相手を人として扱い お互いが尊重し会える 環境であれば 指針がなくても分かりそうな と思うのですが。