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立川ブログ

2019年11月4日

「職務分析を取り入れる」

おはようございます。 労務コンサルタントの立川昌子です。 1970年代のサザエさんを観ていたら、 マスオさんがボーナスを 給料袋で持って帰っていました。 そういえば私の子供の頃も 給料袋がよく道端に落ちていました。 さて、同一労働・同一賃金を 巡る動きの中で 不合理な待遇差がないか、 基本給に着目して精査する方法として、 職務評価・職務分析があります。 人事評価ではなく 職務内容を比較し、 その大きさを相対的に 測る方法です。 正社員とパートの仕事内容を洗い出し 仕事ごと評価項目に沿って その仕事がどのレベルか点数をつける。 最終的に出た点数を比べて 差がなければ 賃金差は合理性があり あれば賃金差は不合理である というなことになります。 ものすごく気の遠くなる作業ですが、 漫然と割りふられていた仕事が 視覚化されることで、 どの人材、どの役職者に 何を期待するか明確化され 人材の有効活用になる。 またそれに伴って賃金に格付けを行い、 労働者側の不満も解消できる という相乗効果が 期待できるようです。 働き方が多様化する中で 有期雇用やパート労働者、また正社員の モチベーションを維持し、 定着率を図る方法の一つとして 活用するのもよいでしょう。