立川ブログ
2023年11月3日
「限界消費性向」
「限界消費性向」ご存知でしょうか?
経済学を学んだ人なら当たり前だが
臨時収入や減税により
どれだけ消費に回すか?という
「財布のヒモ」を示す数値
限界とは、追加されたという意味であり
新たに増えた所得の中で
何%が消費に回されるかを示す
当たり前だが
その数値は景気や物価に連動し
景気が良くなると数値が上がり
逆なら経済へ回らない
1999年に配布された6194億が
商品に回った数値0.32
2009年の定額給付金総額2兆円は数値0.2
限界消費性向がこの程度な結果
歴史から学ぶと
消費を刺激する政策が、ほとんど役に立たない
政府がいう「好循環」
賃金上昇 →中小零細が難しい
バラマキ刺激 →限界消費性向が上がらず
消費が増え、お金が回らない →当たり前
で、今回の雀の涙減税&バラマキ
予算など
利権まみれな各種「基金」に16兆ジャブジャブ
国庫に返納すればよいなど
真水はあろうが、天下り、選挙票などが根っこ
国民もバカにされたものだ
諸外国なら暴動レベル
日本人には大変良い資質は多々あれど
事なかれ主義、迎合主義、YES主義が
好き勝手な政局を形成していますね
いずれにせよ
限界消費費性向は
残念ながら高齢者に期待できず。。
「点」な対処療法ではなく
「線」な根本治療が必要である
経済の好循環とか総理大臣はおっしゃるが
今のやり方、在り方では不可能
限界消費費性向の数値を上げるには
消費税の減税、現役世代へのフォローしかない
シンプルに2つが実現できれば
おのずと、婚姻率も増え、子供が増える
可能性があろう
不安、不安、不安、物価高、子育て、老後
限界消費性向を下げるポイントを
潰し込まないと独立国日本はないだろう