立川ブログ
2023年6月26日
「国際情勢から」
ASEANにはカンボジアがある
ご存知の通り、ポルポト政権が
1975年〜1979年の間
共産主義、独裁者として約200万人を殺害した
暗黒な歴史ある国だ
1993年には
国連の監視下で民主的な選挙が行われたが
それから30年後の今
民主主義は後退し
政権は国際社会からの批判にも背を向ける。
残念ながら、最近の動向が気になる
その背景には
中国が積極的投資よる軍備、インフラ整備により
隣国を包み込んでいく政策に包み込まれる
国内では
フンセン首相による独裁国家構築が進み
昨年6月の地方評議会で人民党の74%に次ぐ
22%を獲得したCLPに不当不備があるとし
参加を認めない方針
CLPの選挙参加の道を閉ざし
抵抗する勢力を不当弾圧、CLP活動家を拘束
そして、フンセン首相の長男が陸軍司令官へ出馬
独裁、反民主主義、世襲、中国支援の
いわば4点セットが浮き彫りだ
米国、仏国、独国などの批判を無視し
西側諸国から距離を置く
カタチはどうであり
米国、中国の諸外国での戦争が今後は激化
アフリカ諸国にも中国の同じパターンでの侵食が
更に進む
そこで日本の役割と言えば
何も決めれず
発展途上国へのODAは世界4位で
現政権では更に加速気味
これは米国の言いなり模様
軍備拡大も同じ
ただ、1980年代の日本に今らあらずなゆえ
内政政策や少子高齢化、物価高政策はなし
“借金”という言葉を使い
巧みに国民への印象づけを行い我慢我慢
ただ
時間が今の日本にはなく
もはや先進国ではないのに、対外政策過多
米国の言いなり気味ばかりでは
国家そのもののパワーが消滅する
政治も世襲だらけ
カンボジアと根っこが同じかも
悲しくなります