立川ブログ
2022年4月23日
「バランス」
資本主義と民主主義のバランス
このバランスがチグハグとなり
今の日本経済や社会がまわらなくなっている
そもそも、資本主義とは
「異常値駆動型」と呼ばれ
新しいビジネスやサービスから
排出された成長と富を作り出し
それが分配されるという考え方
一方、民主主義とは
「中央値駆動型」と呼ばれ
どんな人間でも清き1票があり
包摂と共存がキーワードとされ
分配的な発想に結びつく
現在、日本はデフレ下で
半世紀以上も賃金指数が上がらない国であり
確固とした成長因子も見えない
この半世紀に
民主主義な元の社会保障費だけが膨張し
富をつくるであろう産業投資など
この国は予算をあまりつけなかった
いわゆるツケだ
G7を中心とした先進国では
一番、お先真っ暗な印象である
民主主義というテーマで考えると
今回のコロナ死亡率、GDP成長率など
民主主義が基本な国ほど大苦戦
ある意味、非民主主義的な国家ほど
軒並みダメージを受けにくい結果となった
様々なデータから
多面的にみていくと
日本における中央値駆動自体が
高齢化社会との相性が悪く
衰退モデル化しつつある
出る杭排除、選挙目当てな政策、高齢主導
そして半世紀以上も実質賃金が上がらない国
経済学、社会学、人口統計学、データ分析学
疫学、心理学、、、
カタチだけの政治家運営ではなく
議員も60歳定年など行い
もっと根っこ変革を民間企業や人材に委託し
資本主義と民主主義とのバランスを再構築
そんなふうに思います