立川ブログ
2021年2月19日
「リスクが生み出すもの」
おはようございます立川です
毎月3冊ほど本を読んでいます
前日読んだ経済学と国家に関わる本が
印象的でした
それは英国について書かれた本で
現在の英国各地には世界トップクラスの
監視カメラやANPR(ナンバー撮影)があり
その数9000台
毎日毎日3000〜4000万台の車を撮影らしい
個人情報のみならず
行動管理、財産管理まで。。
英国は歴史上ファシズムや非民社主義国家が
成立してこなかったがゆえ
その政策が国家、国民を守ると思われている
確かに
英国を車で走り、監視カメラから逃れるのは
大変困難であり、テロが起こりにくい
だが、個人プライバシーの観点からすると
いささか疑問を感じざるをえない
何でもかんでも管理、監視ならば
ある意味、正義を前にした共産主義に近い
その根底には「リスク」という言葉が
一人歩きしている背景があろう
「リスク」を回避するために
仕組みを入れたりするのは当たり前だが
今の世界の風潮がそこにフォーカスされ
一つの悪をみんなで叩き潰す傾向も見られる
いわゆる吊し上げもその行動パターンだ
「リスク」回避しないなら吊し上げ
そんな世の中になってしまい
行き着く先は監視、管理する英国だ
今やスマホ普及は
その人間の特定化、位置化する最たるもの
誰がどこにいるかなんてすぐわかる
よりスマホが100%、電子決済100%と
なれば全てが100%で特定可能となるだろう
様々なアプリで人間に便利さをうる一方で
確実に全世界皆特定化が進む
いやはや
恐ろしいことです
今では年間3兆5000億点をこす画像が
インターネット上で公開されたり
保存されたりしているようだ
誰が、何を、いつも全てわかる時代。。
軍事的、化学的画像を大量収集している人は
テロ指定されベンチマークといった流れだ。
個人尊厳はリスク監視に包み込まれる。。
デジタル監視下民主主義が2030年以降の
世界的な考えになるかもしれない
あまり言いたくはないが
先進国ではバイオ研究も進み
ウィルスなんて作れる?ようですね
ビックリします
昔は政権抑圧からは
レボルーションで人間は行動してきたが
それすらできないかもしれない未来
いったいどこまでいくのだろうか?