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立川ブログ

2020年10月26日

「紆余曲折な政策」

おはようございます。

労務コンサルタントの立川昌子です。

政府がコロナ対策でまたしても提言。

年始休み「11日まで」との見出しで

紙面を飾ったのが先週土曜日。

早速マスメディアが月曜日とりあげていました。

とあるメディアでは、

政府は休暇を11日まで

延長、分散化の提言をしたのですが、

分散は触れず、延長の面だけ強調され

あたかも国民の大半が

16連休になるかのように報道されていましたが。

「そんな16連休になると非正規は生活できない」

「休みが16連休になったら旅行行こうかな」

様々なコメントがありましたが、

政府の分散の提言には触れず。

そんな放送の仕方では

一方的な情報を受け取るタイプの方達は

そりゃ洗脳されますね。

さて、分散、延長にしろ、年末2ヶ月前に要請して

どこまで効果があるか。

どこの企業でもそれこそ半年、一年単位で

事業計画を立てるでしょう。

仮に16連休になっても

サービス業や飲食業、医療福祉関係、

その他休めない業態構成比を考えると4割

6割の人が休んだからと言って

帰省や初詣など分散するのだろうか。

急な施作に対応する労力に見合うのか?

年末年始の三が日は特別。

11日までのびたからといって、

人手が激減するわけでもないような。

散々GO TO トラベルでごった返したのに

何を今更感が否めません。

どちらかというと

親戚や知人で集まって外食とかで

クラスター発生率が高いと突き止めている。

もう経済を回すと決めたなら

徹底した感染防止の指針を出し、

感染注意の啓蒙をしていく事につきると。

あれもこれも欲張ったら

結局「虻蜂とらず」です。