立川ブログ
2020年1月20日
「自分自身を知る」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
ー上図 厚労省の雇用調査の概要より引用ー
産業別に見ると
宿泊業・飲食業は入職率は高いが、
離職率も高く、
人材にかけるコストが多大な上、
人手不足感が蔓延しています。
七五三減少と言われるように、
中卒7割、高卒5割、大卒3割で
離職してしまう。
人が育たない原因は
児童期から一貫した仕事に対しての
教育がなされていないことも原因でしょう。
働くという事を分かっていない、
とよく言われますが。
仕事理解の前に
自分の価値観や能力、興味を
理解する必要があります。
何故なら、自分自身の価値観はライフスタイルと
密接に関連します。
働くという事は、ライフスタイルの中の
大きな比率を占める訳ですから、
職業選択はその人の価値観そのものなのです。
しかし、自分の事を自分が分かっていないと、
「その仕事は自分のやりたい事なのか?」
「自分はもっと他に何かできるのではないか?」
と青い鳥症候群になり
「会社が何故そんな仕事をさせるか
分からない」
「会社なんてつまらない。」
と組織での役割が見出せず、
安易な離職につながるのです。
自己理解は客観的、科学的にも
可視化する事ができます。
次回は自己理解について
もう少し深めていきますね。