立川ブログ
2020年1月13日
「セルフケアの重要性」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
さて、昨日に引き続きメンタルヘルスについて。
「セルフケア」という考えを理解し、
そのために必要な知識や技法を身につけ、
日々の生活の中で得た知識や技法を
活用して行くことが大切です。
セルフケアの一連の流れは
①ストレスの存在に早めに気づく
自分がいつもと違う状態であることに気づく。
厚労省が提供している
職業性ストレス簡易調査表で
チェックするのも可能です。
もしくは、毎日の一日を振り返り
自分の気持ちをバロメーターで
表すのも一つです。
気分の落ち込み、不眠、食欲不振が
2週間続けば要注意。
②ストレスについて理解を深める
ストレスという言葉はもともと物理学用語。
ストレスがどのようなメカニズムで
身体、行動に影響を及ぼすかを
医学的、学術的に学ぶことは
エビデンスをもとに予防できるので
非常に効果的です。
③ストレスの付き合い方を学ぶ。
ご自身が何をしている時に
リラックスをするか、心の安定をもたらすか
自分自身を知り
敢えて実践して行くことが大切です。
ポイントは多少無理しても
ご自身の快を実践する事です。
④一人で抱えきれない時は相談する
メンタル推進ケアの進め方の
事業外資源のケアに求められる
役割にあたるでしょう。
相談窓口は内部でもよいですが、
やはり利害関係のない外部に
相談する方が安心感を得られるでしょう。
セルフケアは
①〜④の一連を体系的に行うことが大事です。
セルフケアの気づき〜個別相談までの
トータルサポートが
予防に大事だと考えます。
今までのようにメンタルヘルスの研修を
切り売りするのではなく、
2020 年度はそのような
トータルサポートをご提供して行く予定です。