立川ブログ
2019年12月23日
「生産性向上を図るには定着率に着目」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
労働者人口の減少で
特定技能実習生の雇用など
国は動いていますが。
今いる日本人の労働力を
無視することはできません。
よく相談があるのが、
せっかく採用しても離職してしまう。
どうしたら定着するのか。
そもそも労働を取り巻く環境がかわり、
労働者側も終身雇用ではない
という考え方が浸透しているのも要因ですが。
やはり見過ごせないのは
メンタル不調による戦線離脱。
おおよそメンタルの不調を感じている
13.3%が休職を経験しているとの調査結果。
一度鬱で休職→復職しても
5割が再発。
こうなってしまうと
負のスパイラルにはまってしまい
パフォーマンスは下がり
採用にかけたコストは回収できない。
メンタルヘルスには
今いろんな研修サービスがありますが、
多様性が謳われている昨今
色々な労働者がいる。
より細分化した定着支援が必要。
企業側がもうすでに
負のスパイラルに入っている人の支援を
希望しているのか。
それとも一時予防の段階で処置できるのか。
企業自体を診断し
治療の支援計画を立てていく。
メンタルヘルス対策は
街のかかりつけ医のような
息の長い付き合いが必要。
ですので、
単なる研修ではなく
何の病に蝕まれているのか
診断から行う必要がありますよ。