立川ブログ
2019年11月10日
「翻弄される年金事業」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
確定拠出年金は、公的年金と相まって
これから訪れるであろう
経験したことがない
高齢化社会を支える手段として
平成13年から施行されています。
浸透率の低さから
もっとシンプルに入りやすくと
平成30年には
簡易企業型年金が創設されました。
しかし、まだまだ浸透しないのでしょうね。
手続きが簡素化されても
仕組みの理解、
自己責任による投資先の選定、
複雑さは残っています。
また日本はどちらかというと
目に見える貨幣に価値、安心を
おく傾向にあります。
300人以下に対象を拡大しても
目に見えない価値に
どれだけ重きを置くか、
それにより普及率がどれほど伸びるか。
しかし、個人においては税制控除や利回り、
企業においては退職金の負担減、
などを考えると
積極的に取り入れていく方が
明らかにメリットがあるのでしょう。
知らないこと
自分の価値、経験の枠に
当てはまらないことは
とかく見ないフリをしてまいますが、
今の世の中「無知」ほど
もったいないことはないでしょう。
自分自身が変えていかないといけませんが、
日本人の意識を変えていくには、
今の日本の教育から
変えていく必要がありますね。