立川ブログ
2023年9月14日
「壮絶な人生」
母が脳出血で倒れ、2年半
リハビリを行い、今は少ない後遺症で
なんとかな感じ
昨日も朝から病院へ
僕が毎回2ヶ月おきの主治医の
問診や検査に連れて行き
普段は介護ヘルパーのお力を添えをかりている
そんな母は
着物職人で個人事業主
労働時間なんて関係ないくらい
毎晩毎晩遅くまで着物を作り続け
父が販売会社をしていた
京絞りへの思い入れは凄かった
ザ昭和のガンガンな働き方
半端ない精神力だ
だからといっては何なんだが
強いし、根力を感じる
今の若者にはないバイタリティーだ
福井の田舎に10人兄弟の末っ子に生まれた父
丁稚奉公で京都へ住み込みな雑草魂で頑張り
会社で上り詰めたが
出張まみれで酒により51歳の若さで他界
彼も残念だっただろうし、悔しかっただろう
残されたは母は今72歳
両親とも壮絶な人生だ
本人達が「学」がなかったから
子供にはせめてと大学まで行かせてくれた
年老いた母からの学びや
父からの学びは今も受け継いでいるつもりだ
「人が遊んでいる時に働け」
「失敗から多くは学べる」
「お金に横着にならない」
「正しきものは強くあれ」
母は残り人生を最大限に全うするだろうし
感謝の意を込めて
できるだけサポートできればと