立川ブログ
2021年6月20日
「キャリアの棚卸し」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
社労士事務所開業に当たって、
何のサービスを提供するか。
社労士の業務の範囲は幅広く
労働保険、社会保険の各種手続きから始まり
最近では人事の評価基準、
障害年金申請に特化している社労士もいます。
さて何を提供するか、
一人事務所なのであれやこれやできない。
尚且つ自分が何ができるのか。
そのためにはまずは今まで
どのようなキャリアを積んできたのか棚卸しをし、
社労士として考えられる職務とのすり合わせを行う。
単にできる事(can)だけでは限界がある。
今までの経験で大事にしてきた価値観をもとに
したい事(want)をベースにし、
社会から求められているニーズも
組み入れる(need)。
私は今まで障害を持っている方の
相談業務をずっと行ってきました。
相手の話をしっかり聞いて、
その方自信が解決する力を身につけて行くよう
支援する「相談支援」という業務です。
これは私が大切にしてきた根幹だと気付きました。
それを踏まえてその経験で何ができるのか。
加えて社会は今何を必要としているのか。
それぞれをうまく融合してサービスを
展開して行く予定です。
今回今までの仕事で得た知識、経験、価値観
諸々を棚卸しをする事で
これから進むべき方向性が見えてきます。
これは自身のキャリア形成に当たって
とても重要な事です。
一人ひとりがじっくりと
今まで培ったキャリアの棚卸しをする事で
自分の強みや能力の再発見ができ、
自身の方向性やキャリアアップに
繋げることができます。
職場内キャリア開発や
人材育成の場で用いてみるのもよいですね。