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立川ブログ

2021年1月11日

「単一情報の弊害」

おはようございます。

労務コンサルタントの立川昌子です。

明日は京都市内も雪が積もるかもしれません。

世間はコロナ、コロナですが、

自然災害にも十分注意しないといけませんね。

コロナ禍や地震などの大規模災害の場合、

容易に出回るのがフェイクニュース。

地震の際は、

「どこぞの動物園でライオンが逃げた」

コロナ禍では

「37度のお湯を飲めばウィルスが死滅する」など。

よく考えたら人間の体温はだいたい36度だから

お湯飲まずに死滅しますよね。

冷静になればわかる事を

私も知人から情報を拡散してくれと

受けとりました。

きっと知人はよかれと思った事でしょう。

時にフェイクニュースは世の中を混乱させます。

トイレットペーパーやマスクの品薄がその典型例。

煽られて密になってスーパーに並ぶ。

そんな光景があちこちでみられました。

騙されやすい要因傾向にあるのは

ネット派が多いよう。

ネットのニュースは短い行で

端的に表現しないといけないので、

全体の背景がわかりづらく核心だけを記載する。

フェイクというよりは

そのニュースの背景ががわからないと誤解しやすい。

手軽で知りたい情報だけ見れるツールだが

世の中に精通している人だけが

使わないといけないツールなのかも。

一つの真実には必ず周辺があり

複雑に絡み合っている。

私は凡人なので世の中の事はまだまだ

知らない事だらけ。

一つの情報を鵜呑みにしていると

自分の考えで推論できなくなる。

木を見て森を見ずにならないよう、

新聞、テレビ、実際の人々の話などに触れ

総合的に判断しないと

この世の中落とし穴だらけ。

気をつけないといけませんね。