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立川ブログ

2020年10月23日

「調査から感じたこと」

ファサード
特急レーン
南国黒牛 薩摩牛が看板牛
南国牛
薩摩牛

先日、いつもながら何かと話題をつくる

和○の郊外型焼肉店に調査する機会があった

ご存知の通り

郊外型食べ放題焼肉店は群雄割拠

かなりのサービス力と肉屋の力を

武器にするワンカルビ

上場企業の資本力焼肉キングが2本柱で

関西中心で特急レーンを武器とする焼肉特急

その他、地方にはローカルブランドが多々

飲酒問題などから郊外型居酒屋が消え

更にはファミリーレストラン苦戦の中

焼肉店ばかりが増え続けている

後発の和○は、いわゆる包み込み発想で

「和牛」を武器にいいとこどり業態を

大阪守口市のさと後に居抜きにて出店した

はたしてその実力は??

ある情報筋からの数字だが

初月の数字は販促数日だが

売上3750万、原価65%、人件費28%で赤字

目標数字は

売上2500万、原価50%、人件費20%な模様

オープン景気後の平日にお店に伺った

19時の段階でガラガラ

19時の入客15%

すぐに入れました

薩摩牛が2種類?!のみ食べれるコース選択

オーストラリアで育てた和牛?南国黒牛?も

食べれます

全てが和牛ではないんですね

なぜか凄い残念感だらけになりました

お味は普通

和牛の食感ではなくブリブリ感満載でした

他の南国黒牛は商品回転していないのか?

黒ずみ、悪いドリップだらけでした

オペレーションの売り

特急レーンは楽しいですね!

でもレーン内がホコリだらけ。。

少し商品不具合をボケっと立っている

店長にお伝えし、謝罪まではよかったですが

新しい商品を特急レーンで。。。

そりゃないだろー店長さん

お酒を3杯飲み、2人でお会計11000円でした

何を感じるか?何を目的にするか?

人それぞれであります

物事の捉え方は自由であり

特に飲食業ではシンプルで

気に入り、予算合えばリピートします

確かに、新型感染下にて過去の概念が変わり

街型居酒屋は窮地に立たされてましたが

いまだに業態を変えれば業績が上がる思想は

まさにボールに集まる小学生サッカーです

さらに異業種からの参入は

それ相当なノウハウ、知恵がないと成功は

大変難しい時代といえます

そもそも、焼肉の購買頻度は2.5ヶ月に1回

来店スパンが長い業態

しかも客単価が高い業態

新型感染による経済ダメージが大きい世界

単純に居酒屋を焼肉にするといった話では

通用しないくなるでしょう

過去の肉バルも今や過去。ほぼ消滅

一気に戦略を180度方向転換する経営者は

やれない経営者から賞賛されますが

それは成功したらの話

逆なら世間から消えさります

難しい判断ですねー経営者は

ただ、経済ダメージ下では目新しい店より

信頼できる店に消費者は行動するのも事実

自信ある業態の深掘り深耕であります

回転寿司の横綱スシローの戦略は見事です

過去もミライも戦略を間違うと

現場がかわいそうだと思いますね

いずれにせよ

和◯が決めた戦略なので

「大きなお世話だ!」ですが。。

街型、郊外型の戦略に注目ですね

やはり目でみて脳で感じることは大切です