立川ブログ
2020年2月24日
「面談にはスキルが必要」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
そろそろ年度末に入り、新年度に向けて、
人員戦略などたてるために
部下と人事面談をされる機会も
多いのではないでしょうか。
ちらほら聞かれるのが、
「部下が何を考えているかわからない」
「目標を聞いても返答がない」
など、暖簾に腕押しのような
一方的な面談になってしまうと。
それはもしかすると
上司の面談の仕方に問題があるかもしれません。
面談を行う理由の一つに
相手の心を知ることですが、
相手の心を開かせるには
ある程度の技法も必要です。
○上司面談でいきなり
上司の話したいことから話す
○「はい」「いいえ」でしか
答えられないような質問ばかりする
○部下の悩みや思いを
上司の価値観でアドバイスする
○部下自身が自己理解できていないのに
「どうしたいんだ」と結論を求める
こんな感じで進めてしまうと
部下は貝になってしまいます。
よく言われますのは
上司 2 対 部下 8で
面談が進むことが良いでしょう。
面談によるアプローチは
相手と信頼関係を作り
面談の目的を把握して
どのような方策があるか
部下自身が考察することで
次の成長に結びつくのです。
部下自体が考えて言葉にしていく
働きかけをしていきましょう。