立川ブログ
2020年2月3日
「上司がするチェックポイント」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
上表「厚労省 職場における心の健康づくり」
国がすすめている心の健康づくり計画の策定で
・セルフケア
・ラインによるケア
・事業場内産業保健スタッフ等によるケア
・事業場外資源によるケア
の4つがあります。
その中でラインによるケアについて。
ラインによるケアで大切なのは
管理監督者、すなわち上司が
「いつもと違う」部下に
早く気付くことが大切です。
「いつもと違う」とは
○遅刻、早退、欠勤が増える
○休みの連絡がない
○残業、休日出勤が不釣合いに増える
○ミスや事故が目立つ
○仕事の能率が悪くなる
などです。
気付くに当たっては、日常的に部下から
自発的な相談に対応できるよう
相談しやすい環境を整えることが
必要でしょう。
そして、部下の話を聞く際、
重要な事は積極的傾聴です。
単にふんふんと話を聞くのではなく、
部下が自分自身の不調を見つけれるよう
相手の立場に立って
相手の気持ちに共感しながら
理解して聞く(共感)など
カウンセリング技法を
用いながら聞いて行く事は
効果的です。
カウンセリング技法は
人事面談などあらゆる場面で
効果的ですので、
一度学んでみるのも良いと思いますよ。