立川ブログ
2020年1月4日
「基礎が必要」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
経済産業省が提唱している社会人基礎力
①前に踏み出す力(Action)
②考え抜く力(Thinking)
③チームで働く力(Teamwork)
職場や地域社会で多様な人々と
仕事をしていくために必要な基礎力を
3つに分類しています。
そしてそれぞれの能力を構成する要素として
12の能力要素を定義しています。
例えば
③チームで働く力の能力の構成要素として
発信力、傾聴力、柔軟力、状況把握力
規律力、ストレスコントロール力
いずれもがバランスよく
備わっている事が必要です。
日本の受験一辺倒の教育体制と
少子化で過剰に大人の手が行き届き、
I T世界で創造性が欠如した
子供時代を過ごす子供達が
これらの能力を身につけていく事は
難しくなってきているのでしょうか。
もしくは昔から難しかったけれど
労働力不足で露呈してきたのでしょうか。
いずれにしろ人間力、道徳のような話を
国が介入するようになるとは。
しかし希望はあります。
社会人基礎力は社会人になっても
養っていく事ができます。
そして企業内でも
人事評価において
社会人基礎力を自己評価し
上司とフィードバックを行う。
一覧化する事で
何が足りないかを視覚化し、
苦手分野を課題にあげ
重点的に研修を行う事で
より個別的、効率的に
人材強化をしていく事ができます。
是非今年度は
今までの人事評価を見直し
効果的なな評価を導入してみてはいかがですか。