立川ブログ
2019年10月22日
「老後の安定はハードルが高い」
おはようございます。
労務コンサルタントの立川昌子です。
少子高齢化の進展、
高齢期の生活の多様化などの
情勢の変化に鑑み
企業が主体となって
確定拠出年金の普及を
国は押し進めています。
今の年金制度では
到底老後が送れないと
明言されたようなものです。
少子高齢化なので
仕方ないですけどね。
企業型年金を行うには、
規約を作ったり、届け出をしたりと
ハードルが高いですが、
退職金制度がわりにしている企業も
少数ですがみられ
退職年金制度がある企業は26.7%
そのうち、支払い準備形態として
確定拠出年金を利用している企業は47.6%。
退職金も負担にはなるので、
今後この形態は増えていくのでしょうか。
しかしそうはいっても
なかなか煩雑な手続き
確定拠出年金を採用していない
企業に勤めている会社員は
個人型年金に加入できます。
その事業主も
そこで働いている
個人型年金加入者に対して
一定の要件を満たせば
追加で掛金を拠出できます。
個人の加入者掛金は
小規模企業共済等掛金控除として
本人の所得から控除でき、
企業が負担した掛金は
企業が負担する支出として
損金算入されます。
とはいうものの
今回
実際企業型年金から
退職に伴い個人型年金に
移行しましたが、
膨大な資料から
運用方法や掛金を選ばないとならず。
正直、どこがお得かさっぱり。。。
国は国民に広げたいみたいですが、
難しいでしょうね。