立川ブログ
2019年3月29日
「時代背景とMD」
消費税増税、キャッシレス手数料、原価高騰
他にも社会保険、最低賃金UP、有給取得
会社経営においては未来はネガティブな事が
多数。更には労働人口減、高齢化社会
そんなことを言っても
色々手を打たないと消滅してしまう。。
知恵力を今こそ。
昨日は熊本玉名の顧問先へ
内製化した飲食部門の一大イベント
葬儀料理、法事料理パンフレット見直し
昨日がキックオフ
担当幹部と数時間
現状課題、あるべき姿など
深く深く話し合った
ありがとう!
ご存知の通り
製造コスト(F L E)で下がるコストはない
特に、F(原材料)については
かなりの負担増
油、粉、魚類、肉類、野菜、ドリンク。。
単純に原価を下げるということになると
売価を上げるという方向になるが
そう簡単にはいかない。。
消費者の予算、高さ感と不一致になると
一気に値上げ!というレッテルを貼られ
客離れや悪い口コミが広まり
ブランド寿命が早くなる
いわゆる企業努力が必要
会席のボリュームを減らせば原価は下がるが
CSが下がる
特に地方都市ではいまだボリューム思考だ
ゴールは同じくらいのボリュームで
原価が下がることを考える
MD(価格帯と品揃え)変更にて
売価をまず心理的に高さ感がないように設定
下限価格を触ると一気に値上げ感が伝わる
やるべき戦略は、中身の見直し
寿司1貫をとっても、1/3蕎麦を入れると
原価は下がる
肉の枚数を減らしても、野菜を増やすと
ボリュームは確保される
更に考えないといけないのがオペレーション
飲食店にとって悪なことは
食材数を増やすこと。
色々会席でバリエーションをつくれば
その会席だけの仕入れでは話にならない
いかに共通食材を見せ方を変え出すか?
皿、写真マジックが必要な部分
ある程度の基本MD構造が組め昨日を終えた
新しい調理方法や提供スタイル見直しにて
お客様にもキッチン、配膳オペレーションも
そして会社にもよい方向に着地するように
しっかり作り上げていきたい