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立川ブログ

2018年9月22日

「働き方改革について」

こんばんは 働き方改革が言われる中 所見を 文化や風土を変えることは大変な副作用が 存在します 「ゆとり教育」は今や「脱ゆとり」な方向で 失敗と鮮明に認識されている ゆとり教育のそもそもの趣旨は 「目先の点数を追うのではなく 可視化できない生きる力を伸ばそう」 だったはず 当たり前ですが、目先の点数が下がることは はなからわかっていたはず。 そんな理想社会を追い求め決定されたが 学力の国際比較調査PISAの点数が落ち、 「ヤバイ」ということでの失敗 働き方改革も、おそらく 同じ結末になるだろうと思います 長時間労働是正に反対する人は誰もいません 長時間労働をやめたら 業績は一時的に下がります 労働量を減らし、生産は同じといった マジックはありえません 営業時間を減らし業績は上がりません このような副作用がでると。。 「GDPが下がった!やはり長時間労働」 といった着地になる可能性が大 同一労働同一賃金でも同様で 何かを取り入れると弊害がつきものです さらに、政府が言う 「労働生産性が低い」ですが。。。 当たり前ですが、労働生産性とは 生み出した付加価値を労働投入量で 割ったものです 儲からない産業でいくら勤勉に働いても 生産性は上がらないわけで 産業構造と人口が関係しています ヨーロッパと比べ低い!と言われますが 上位に来ているノルウェーには油田があり 適当な短時間で労働しても そもそも儲かり、生産性が高いだけ 日本の産業は70%以上がサービス業であり 比較対象が違うのです 単純な話ですが 粗利が低いから、労働時間を減らし 生産性をあげろにしか聞こえない ゆとり教育の失敗から 日本は何を学び何を変えたのでしょうか? また同じような政策を国民に押し付けて 何がゴールなのでしょうか? 非正規であるフリーターから言わせると ダブルワーク、トリプルワークし 労働時間に関しては、何の興味もないはず 就職氷河期であるジュニア団塊世代に どれだけ負担を押し付けるのでしょうか? メルトダウンにならないように 本質論と独自の戦略をもつ 国のリーダーが急務でしょう もうすぐ平成が終わります 昭和初期にうまれた お偉い政治家様では 何も生み出せません